いつか最終回が来て、ああ残念だなあと思うのが当たり前だし、人はいつか死ぬのだから永遠なんてないし、そもそもわたし自身も永遠じゃないし、そんなことわかっているけど、いつまでも若いつもりでいたらすごいオバサンになっていたからびっくりしたように、ラーメンズの小林君が引退と聞いてびっくりした。
ラーメンズ第17回公演TOWERが最後で、あれは11年前。Tシャツ買った。2回見に行った。ラーメンズとしてはそれが最後になるとは。
その後もPOTSUNENとかKKPとかKAJALLAなどの舞台を必ず見に行っていたけど、いつかラーメンズをやってほしかったし、小林君もラーメンズを解散することはないと言っていたので、よぼよぼの爺さんになった小林君のラーメンズを楽しみにしていたんだけど、ここでおしまい。よぼよぼラーメンズは実現しないこととなった模様。もっとも、引退撤回だって一日だけの復活だってOKなので、やっぱりよぼよぼラーメンズを待ってしまう自分がいる。てか、その前にわたしが焼き場に行っているかもしれんが。
初めてラーメンズを知ったのは20年以上前で、「すごい、この人たちはすごい。天才だ！天才現る！！！」と思って、その後は必死でチケットを取り、必ず見に行っていた。ここ10年以上は微妙な感じだったのですでにラーメンズは伝説になってしまった感が否めなかった。でもいいんだ。いいんだ。ふん、いいんだ。
解散を知るより、ラーメンズを嫌いになる日の方が先だったら、もうちょっとつらくなかったかもしれないなんて思いながら、なんか、しんどい。もう寝ようかしら。
