初夏なのに。

まだ東京は緊急事態宣言は解除されていないけど、15日の金曜日は、天気も良かったので解き放たれた人々がひゃっほーっと街に出ていた。うちの近所の、ずっとクローズだったオープンカフェが朝からオープンしていて、多くのお客さんでにぎわっていた、朝から。わたしは久しぶりの出勤日で、ひゃっほーな気分ではなく、「クッソ忙しくなるだろうなあ~」と思っていたので(実際、死ぬほど忙しかった。リモートになってから気づいたのは、リモート中はのんびり仕事ができてラクチンだが、会社に行くとものすごく忙しくて泣きそうになるということ。泣かないけど。大人だし)、街に放たれた皆さんの浮かれっぷりに、少々違和感を覚えた。なんつって、うそ。「お!?」と思った程度。ただ、「これで一気にコロナ再燃になるのかな?ならないのかな?」ぐらい。

でも、もう、お店も休んでいられない。人々もこもっていられない。共存共栄の道を探さないといけない。ワクチンや特効薬の開発も少し期待できるようになってきて、ならばもう罹ってもよかろうという気持ちも必要なのかなと思ったりして。そして検証してほしいのは、毎年のインフルエンザの罹患者数と死亡者数だ。それと比してどうなのかというのを検証して、コロナ自粛をすべきかどうかを科学的に考察すべき時期に来たと思う。ものすごくインフルエンザが流行っていても死亡者数なんてワイドショーじゃ報道されないし、誰も会社を休んで家にいろ、自粛しないとお仕置きよ!なんてことにならない。それは何故なのか、コロナはインフルと何が違うのかということを知りたい。事実、インフルも怖い。毎年何万人もの人が罹患して、お年寄りの死亡率は高い。今のところコロナに罹った人とコロナで亡くなった人より、インフルの方が多い。でもみんな、インフルが流行していても普通に生活して共存共栄している。そこの差は何なんだろうと冷静に考えないといけない時期に入ったと思う。勿論コロナが怖くないということではない。劇症化するととんでもなく凶暴だし、自覚症状が出る前から人にうつしまくるというのだから、そりゃ恐ろしい。だけど無駄にビビっても、今度は経済的に死んでしまうのである。共存共栄の道を探らねば。

でもそれがどうやって?というのがわからない。そしてわたしがわかったとて、誰がそれに耳を貸すというのだろう。はははは。