好機を逃すな

ここ数年ずっと考えていることがあって、それは自分の人生をどこでどう終わらせるかということ。

たとえば70歳で死ぬと決めたとしても、やっぱなーとか、まだ元気だし―とか、いや、ほら、来月ロードショーされる映画を見てからとか、なんかそういう言い訳をしまくって延期しまくりそうな気がしないでもない。

人生100年なんて言い出して老人を正当化する傾向が強いけど、100歳なんて通常はよぼよぼでしわしわでフガフガしていて、ゲル状のご飯を食べさせてもらっているような状態だ。そんな状態で生きていることがおめでたいというのはどうかと思うし、瀬戸内寂聴さんのような人はすごく特殊で、だいたいはよぼよぼでしわしわでフガフガなんだから、長生きを無駄に有難がることはよろしくない。子や孫のことを思えば、それほど長生きしないのが優しさよ。

わたし個人は子や孫はいないからその心配はないとはいえ、世間様に無駄にお手数とご迷惑をおかけしたくない。最小限にとどめたい。本当にどうするのがいいのかな。

あと何年生きるかな?あと何年、大人として、社会人として生きていられるのは何年なんだろうか。織田信長ならもう死んでいる年齢を超えると感じる、これ以上生きていていいの?という思い。

ボケてよぼよぼでしわしわでフガフガになる前に、自分できれいに整理整頓して、きっちり死にたい。うちの親戚の人たちの様子を見ると、80歳になるまでは、まあ、普通に元気で普通に生活している。そんな状態のうちに幕を下ろさないと。

とか言いながら、スプラトゥーン3欲しいとか思っているんだから不安しかない。