ゆる言語学ラジオ

YouTubeのプログラムで、例えば鬼越トマホークとかピアニストのけいちゃんとか楽しく見ているけど、ここ何か月間かハマっているのは「ゆる言語学ラジオ」である。

インテリ悪口の堀元さんと、語源ヲタク編集者水野さんがゆるくぬるく言語についてのうんちくを語るプログラムだが、やっていることは地頭のいい高学歴な人のレベルの高い(でも意識は高くない←ここ重要)雑談である。実はゆるくない(褒めている)。

言語の面白さ、日本語と他言語との比較、みんなも習った英語の謎、そういうものを詰め込んで、二人はあれこれ言い合いながら脱線や言い間違いや覚え間違い勘違いがあって、更にわたしはわたしで集中力ないので話を見失ってばっかりなのだけど、でもやっぱり面白い。ソシュールやピンカー、サピアの本なんて知らなかったよ!でも、ピダハンの本は、実はわたしは10年前に読んだ(エッヘン)。あれ以来チョムスキーのことを老害と思っているし、まだ生きていると聞いてびっくり。それはともかく、改心した鬼の数え方とか、仏の顔も三度は三回ではないとか、助数詞の話も面白すぎてたまらんし、日本語の「た」ってなんだろうとか、「象は鼻が長い」の主語はどれとか、謎が謎を呼ぶ言語の世界に安全圏でちゃぷちゃぷするのは楽しい。

先日、病院に行ったら赤ちゃんがいて、あうあうあーとか、まんまんまんとか、ぶーうーがうーと言っていて、言語習得中?!と楽しくなってしまった。赤ちゃんの脳の中で、今、すごいことが始まっているのね??とワクワクできたのも、ゆる言語学ラジオのおかげ。

それにしても、急にめちゃくちゃ有名になって、めちゃくちゃ人気コンテンツになってびっくりしている。そして水野さんの背が高い!ということにもビビっている。イメージとしては堀元さんの方がひょろっと背が高いと思いきや、水野さん、でか!!!

恐ろしいことに、下北のイベントにも行ってしまったよ。どんだけファンだよ。クリシェパーカー買おうと思ったら売り切れていたよ。めっちゃ人が並んでいたよ。

今はゆる言語学ラジオに夢中。だけど合間に鬼越トマホークを挟むことを忘れない。